音楽も流行りはあるけど、流されない聴き方をオススメしたい
こんばんわ。リタです。
最近本当にスイッチが入ったんだなと感じます。
あ、音楽制作のスイッチですね。
1日に1verse(ヴァース)は書いてます。
verseとはいわゆる、Aメロという解釈でいいですかね。
ちなみに皆さんがよく耳にする楽曲のJPOPの主な進行としては、
・イントロ→・Aメロ→・Bメロ→サビ→繰り返し
というパターンが多いです。
これは大波であるサビに向かっていく過程で転換(Bメロ)をつけて盛り上げるための手法ですね。
私は歌詞を書く時にAメロ、Bメロの概念を外します。
ラップやR&Bなどグルーヴがものを言う表現では、上記のような進行が邪魔になるからverseという表現をします。
まぁ曲の構成がループ音楽って言うのも要因ではありますが。
曲に縛られると表現の幅が狭まりますからね。
自分のイメージとしては、自分のリズムで転換を作ってサビまで持っていくと言うニュアンスですかね。
また、サビに関してもhook(フック)やbridge(ブリッジ)という表現を使いますね。
hookは文字どおり『引っ掛ける』という意味です。
verseとverseの間で『引っ掛ける』というニュアンスですね。
bridgeは『橋』ですね。
verseとverseに『橋』を渡すというニュアンスです。
単純にABCメロのような転換がないので、私はサビという言い方をしません。
主に私の進行ですが、
・verse→・hook→・繰り返し
このような感じですかね。
こうやって図にすると、すっごい簡潔だな(笑)
もちろん、このverseの中に自分なりに転換、転調を付けてhookまで持っていきますよ。
自由度が高いからこそ、いい曲に仕上げるのって難しいんですけど、
hook前にbridgeやchorus入れたり、良いものに仕上がると中毒になっちゃいます。
ラップやR&Bなどはグルーヴが物をいうと言いましたが、
その頂点にあるのが個人的にはJAZZだと思っています。
あのジャンルは全部のことをやり尽くした音楽の変態さん達が行き着く場所だと思っています(笑)
複合リズムなどが使われますが、要するに、
『泊の合わないリズムを一斉に演奏して独特のリズムを放つ』と言うものです。
この時点で必要とされる技術の凄まじさがわかりますね。
一応、私もこれは意識して歌詞を書きますが、トラックという既に完成された音に対してのアプローチです。
JAZZの演奏家達は一つ一つの楽器に対してコレを行うので、そのレベルの高さは想像つきません。それを即興でやったりするもんですからね。
言うなれば、ラッパーがフリースタイルを5人ほどでビートに乗せて一斉にやって、
誰一人リズムを崩さずやりきり、尚且つ聴いてる側にもリズムから外れているように聴かせない。という事をしている人達です。
理論と感性の塊ですね。
本当にそれを理解して聴くならば、耳を肥やさないとその真髄にはたどり着けないでしょうね。
ここまでくるとAメロやらサビ、verseやらhookやらの呼称すら相応しく感じません。
そこまで変態的に音楽に心酔する必要は無いと思いますが、
自分の聴いている音楽や好きな音楽については、核に触れるような聴き方をする事はオススメです。
そうする事で、聴く音楽の幅も広がりますし、
売れてる売れてない流行ってる音楽に流されないし、楽曲に対して偏見ない聴き方ができると思います。
私は聴く音楽は雑食なので、本当色んな所からヒントを貰いながら楽曲制作に勤しんでいます。
ちなみに最近までよく聴いていたのは、
ゴダイゴさんのモンキー・マジックです(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。