価値観の話しを聞いて、心当たりありすぎた話し
こんばんわ。リタです。
本日は『価値観』について。
ある番組で講師の先生が仰っていたことです。
曰く『価値観とは経験から作られるもの』だそう。
性格が形成するものが殆どだと思っていましたが、
その先生の話しを聞いて、なんか得心がいってしまいました。
授業では年代別に『価値観』の考察をしていきます。
70代、60〜40代、30〜20代。
それぞれの層とお話しした時のことなどを思い起こしてみてください。
それぞれの層の価値観は以下とのこと。
70代の価値観は『ご飯』
戦後まもなくで食料に困っていた世代なので、とにかくお腹を満たすことに重きを置いていました。
私の年代からみると、おじいちゃん、おばあちゃん世代ですね。
かの田中角栄元総理が言った言葉の中で、この時代を象徴するかのような言葉があるそうです。
「まずはメシだ。話しはそれからだ。」
田中角栄さんは個人的に大好きです。
次に60〜40代。
この世代は高度経済成長期に当たります。
ちょうど社長さんとかが多い年代ですよね。
話しは少し遡り、戦争で負け敗戦国となった日本が、
自身の国に誇りと自信を取り戻せたのはこの時期があったからこそだとのこと。
バッキバキに頑張って、経済の方で世界を見返していきます。
休みも返上の残業上等。働け働け〜ってイヤホンから流れてそうな時代。
そしてバブルを迎えます。
この時代の価値観とは、もうわかりますよね。
そうです。『お金』です。
そして私も属しています20〜30代。
この年代は精神的な豊かさを求める傾向が強くなっているとのこと。
もちろん働いたことに対しての報酬がいらないということはなく、上司や同僚から認められたり、感謝されたり、働くことに対して『心の報酬』も必要としているんだそうです。
『自分はこの世界になんの為に生まれてきたんだろう』ということを探し始めた年代だそうです。
正直思い当たる節がありすぎて困惑しました。
『自分はこの世界になんの為に生まれてきたんだろう』
こんなこと、本当よく考えます。
その理由としては、大半は食べる物に困ることも少なくなってきて、お金にもそれほど困ることが少なくなってきたからで、そのような精神性に目を向ける余裕ができたからなのだと。
ですが、なんとも生きにくいというか、
最近は労働を苦に・・・なんて話しやニュースよく見かけます。
先の二述が物質的なことが価値観に対して、その対でもある精神性ですよ。
この間で軋轢が生まれるのは至極必然。
ある意味新しい時代が迫ってきている、というかもうとっくにパックリ開いているのかもしれません。
事実、私と私と一緒に音楽をやってるツレ、そして昔からお世話になっている音楽プロデューサーと、3人でそんな話しになった時がありました。
そのプロデューサーはスピリチュアルな人では決してなく、むしろそういう類は信じない方でしたが、
「最近なんか違うよな。時代がビキビキ動いてる感じしてる。自分の感じる音楽なんかもそうだし、プロモーションとか色々な部分でなんか時代が開いた感じしてるわ」
みたいなこと言ってて、自分たちも導かれるように音楽活動を再出発させたし、その流れを感じていて、またその流れの中にいれる自分達を嬉しく感じたのも覚えています。
価値観は、今まさに変革の中にいるんですね。
変化は大きな痛みを伴いますからね。
ある意味この軋轢、一番きつい所じゃね?とか思っちゃいました。
まだ少しは痛い時が続くかもしれませんが、
否応なく我々は先を作って行く世代なのですから、
その痛みも受け入れながら次の時代に残すべき形を確立しながら生きていきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。