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ブランド品の魔力を元中古ブランドバイヤーが語っていくファッションと音楽のブログ。

謀多きは勝ち。少なきは負け。

こんばんわ。リタです。

 

みなさんは何か物事を遂行する時には、どのような道筋を立てて行動しますか?

 

行動しながら考えていくか(以下A)

考えてから行動するか(以下B)

恐らくこの2パターンでしょう。

 

私は後者のB派で、その上かなり慎重だと思います。

石橋を叩いて渡るの典型で、時には叩きすぎて橋を崩しちゃうほどです。

『進む』ことについて、なかなか臆病なんですよね。

んでまぁ、こういう性格上、不測の事態ってヤツがかなり苦手なんですよ。

 

でも人生なんて不測の事態の連続じゃないですか?

言い換えれば選択の連続というかね。

んで、その選択には、それぞれの先に道があるわけです。

ごく身近なことで例えると、ジャンケン。

まず、ジャンケンを『する』のと『しない』ので2パターンの選択肢があります。

ジャンケンした場合には『勝ち』と『負け』が結果としてあるのでさらに2パターンの道がありますよね。勝ちの道と負けた道。

結果にはすぐ結びつかないけど『アイコ』の道もあるので、3パターンか。

 

まぁいいや。

 

ひとまずこの話は置いといて、

私が今回言いたいのは、

Aタイプの人は目標に着くまでに時間がかかる。

ということです!!

(ジャンケンの話しは一体・・・)

Aタイプと言うと何かがペカッ!てしそうですね。

 

あ、あくまで持論なんで、異論があれば多方面から受け付けます。

 

頭の中で検証しました。

Aタイプの人とBタイプの人でRPGの全クリまでのタイムアタックしてもらいます。

 

Aタイプの人は、行動しながら考える人なので、

ひとまずゲームを始めて、感覚的に操作し、試しながら進めていきました。

最初こそ上手くいってたものの途中で詰まります。

そして詰まった部分を越えるために、レベル上げや装備を買うお金をためます。

 

Bタイプの人は考えてから行動する人なので、まず情報から集めます。

ダンジョンごとの推奨レベルや推奨装備、ボスの弱点など。

情報が一通り揃ったところでゲームを始めます。

 

この時点でAのプレイ時間は1時間としましょう。

Bは情報収集していたため0時間です。

では、Aが詰まっていたダンジョンを攻略できたプレイ時間を2時間だったとしましょう。

Bも実際に攻略するのにプレイ時間が2時間かかりました。

この時点では同じにします。

実際本当にやったら差は生まれると思いますがね。

Bは1時間を情報収集に使っていたので、全体の実働は3時間です。

そのためAはBより1時間分先に進んでいます。

そしてAは次のダンジョンで、また詰まってしまいます。装備とレベルをなんとかしなくちゃならなくなりました。

BはAが詰まっているダンジョンまで来た時、

ここでの装備と推奨レベルを知っていたため、前のダンジョンでは新調しなくてもいい装備には手を出さず、レベルを上げることで装備面でのマイナスを補っていました。

結果、次のダンジョンに入る時には、装備は次の街で新調でき完璧で、レベルまで上がった状態ですから、

本来1時間かかる攻略を45分でクリアしていきました。15分短縮できたことになります。

さて、これを繰り返した結果勝ったのは、、、分かりますね。

 

上で書いたことですが、

Aの人は常にジャンケンをする選択をしていることが分かります。

やってみて、ダメだったから方法を探す。(ジャンケンで負けた)

やってみて、勝てたから進む。(ジャンケンで勝った)

このように、その時は一つダンジョンをクリアすることが目標にすり変わっています。

そして、この『やってみて』がタイムラグを生んでいます。

やってみることは決して悪いことじゃありません。

ですが、今回は目標が決まっています。

そのため『やってみて』の行為はタイムラグとしています。

 

Bは常にジャンケンをしない選択をしています。

だって必要ないんですよ。

あくまで目標はダンジョンの攻略ではなく、RPGの攻略でありタイムアタックです。

ダンジョンは目標ではなく目的、つまり通過点なんです。

 

Aは目標(未来)に着くために目の前の障害を乗り越えながら進んでいく。

Bは目標(未来)に着くために必要なことを目標(未来)から作って進む。

 

ちょっと深めにいうと、

未来は来るものであり、迫るものです。

1秒後、1時間後の未来は必ずきますよね。

その迫る未来に対して自分がどのような立ち位置にいるかが重要なんです。

時間とは、その迫る未来に対しての空白の刻み。カウントダウンです。

この空白を貴方はどんな風に埋めますか?

あ、この辺り言い出すと脱線がヒドクなってくんでやめときます(笑)

 

まぁ今回はRPGで例えて、しかも攻略があることなんで人生に置き換えるには無理があるし、

冒頭で書いた『不測の事態』ってのは、人生においてAにもBにも必ず起きます。

なので現実世界で一概にどちらがいいとは言えませんが、

ジャンケンをしないで勝つことが一番ですよね。

ジャンケンをするってことはギャンブルみたいなものですから、

いざの時の奥の手、JOKERとして持っていることが理想です。

そして、人生においてジャンケンを減らせる唯一の方法が、やはり、

 

『情報収集』

 

これに尽きると思います。

情報によって対策し、時間を使い、学び、計画し、勝つ。

 

本日は大好きな戦国武将、

毛利元就の名言で締めます。

 

謀多きは勝ち。少なきは負け。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。